
本にはまることの魅力は、なんといっても「別の世界に入り込める」という体験にあります。日常では味わえない冒険や感動、人生観の転換を、紙の上の物語を通して体験することができます。本の中では、自分とはまったく違う立場の人物になりきって、その人の思いや葛藤を追体験できるのです。それは、他者への共感力を養うことにもつながります。
また、物語に夢中になることで、ストレス解消やリラックス効果も得られます。仕事や育児、勉強に追われる日々の中で、本の世界に没頭する時間は、心を豊かにする貴重なひとときです。そして何より、読書によって得られる知識や感性は、その後の人生にも大きな影響を与えてくれます。「知らなかったことを知る」「気づかなかったことに気づく」──そんな発見が、本には詰まっています。
最近はまった本を通して、また新たな世界に出会えたことが、何よりの魅力だと感じています。



